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交通マニア道 第2回 ~前橋高校鉄道研究部~

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2022.06.24

様々な公共交通マニアに愛を語ってもらう「交通マニア道」。今回寄稿していただいたのは「群馬県立前橋高等学校鉄道研究部」の皆さん。創部は1974年、全国の鉄道模型コンテストでの受賞歴もあり歴史と実績を兼ね備えた部活です。今回は部長の城下さんに活動内容を寄稿していただき、部員の皆さんにも熱い想いを語っていただきました。

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群馬県立前橋高等学校鉄道研究部です。我々鉄道研究部は、主に文化祭や全国高等学校鉄道模型コンテスト、上毛電鉄さんのイベント等に鉄道模型を出展しています。我々が製作している鉄道模型は、「Nゲージ」と呼ばれる規格のもので、約1/150の大きさで再現されています。ちなみに、この「Nゲージ」の”N”ですが、レールの幅が9mmであることから、英語での”nine”の頭文字を取り、「Nゲージ」となりました。

 ここで、我々が毎年参加している「全国高等学校鉄道模型コンテスト」について軽く紹介します。これは一年に一度、夏に開かれる鉄道模型の大会です。全国津々浦々からの参加校が出展し、様々な賞を争います。自分たちでテーマを決め、そのテーマに沿って忠実に再現していきます。昨年度、我々は青函トンネルをテーマに決め、この大会に向けた模型製作には約三ヶ月ほど要しました。昨年度は受賞を逃してしまいましたが、現在、今年度の大会に向けて鋭意制作中です。


全国鉄道模型コンテスト2021出展作品「夏の青函トンネル」


前橋高校文化祭「蛟龍祭」の様子

 それでは、ここからは部員それぞれのジオラマや前橋市の鉄道に対する想いを語っていきます\(^o^)/

かっさん(3年 部長)
 本格的に鉄道模型に触れるようになったのはこの部活に入ってからだ。最初の頃は右も左も分からないまま製作に参加していたが、だんだんと鉄道模型の魅力に気づいたような気がする。何もない平面上に、少しずつできていく町。製作している本人でさえ感動を覚える。長い時間をかけて作品を完成させたときには、言葉では言い表せないほどの達成感を感じる。この部活を引退してからも、鉄道模型の沼にハマってしまうかもしれない。
 
白虎(2年)
 私は電車は関係なくジオラマが好きだ。例えば博物館に置いてあるものなど、とにかく細かく作り込まれているものが好きなのだ。
 ジオラマとは本来、後ろから光を透過させると絵柄に変化が生じる巨大な絵を表す。それが現在の所謂ジオラマになった過程には紆余曲折あったらしい。簡単に言うと、この巨大な絵をサポートするような役割だったそうだ。このような文化が遥か昔に存在していたからこそ今日のジオラマが存在しているというのは大変興味深く感じる。

Y君(2年)
 JR東日本の湘南新宿ライン・上野東京ラインは前橋駅まで直通しています。特に上野東京ラインは北は宇都宮、南は熱海までのネットワークですが、この北の端に前橋も名を連ねているということになります。前橋市民としては、日本を代表する路線ネットワークの起終点となっていることに誇らしい気持ちです。

M君(2年)
 前橋市の鉄道は「とても貧弱」とか「ローカル線ばかり」と言われています。それは確かに事実ではありますが、私はそれに劣等感を感じる必要はないと思います。ローカル線ならではの楽しみがあるからです。前橋の路線に乗っていると必ず赤城山を始めとする雄大な山々を見ることができます。走っている列車も、もう数少なくなった国鉄時代の年季の入った電車ばかり。県庁所在地でありながらも古さがあり、なんとなくレトロなところが前橋の鉄道の魅力だと思います。

T君(1年)
 電車の好きなところ、それは風景や電車の動き、スピード感だと思ってます。加速していく感じとか、通過の爽快感とか、切り替えの音とかが特に好きです。自分ではあまり意識していなかったのですが、自分は圧倒的に乗り鉄でした(汗)。自分の身近にある両毛線は、他で使われた車両が入ってくるため、最初は不満がありましたが、車内アナウンスの暖かさや大きめに耳に入り込んでくる音も心地よく感じるようになりました(笑)もっと色んな所に行って、乗って、電車を楽しみたいです!

I君(1年)
 ジオラマは高校から始めたばかり。少しの乱れで車両が走れなくなると知ってまず驚いた。レイアウトを組んだり、車両を走らせるだけでも繊細に扱おうとするからかなりの体力を要するなど、思った以上に過酷なものだったが、うまく行ったときの達成感は大きい。いずれは模型コンテストでも上位を取れるような作品を作っていきたいと思う。
 また、前橋では移動手段は自動車が主なので鉄道を利用する機会が少ないのが残念だ。もっと鉄道を含む公共交通機関が市民に普及してほしいものだ。

A君(1年)
 前橋駅は、いろいろな場所にすぐつながる便利な駅だと思います。両毛線を使えば、伊勢崎で東武線、小山からは宇都宮線に乗り換えるとこができ、栃木県の県庁所在地に容易につながることができます。また、高崎で新幹線に乗り換えて、東京、新潟や長野、金沢まで行くことができます。また、前橋から直通で東京、新宿などの都心部、横浜、更には熱海までつながることができ、とても便利だと思います。このように、前橋を拠点に、関東のみならず、様々な地域につながることができます。前橋駅から旅行してみてはどうですか?

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鉄道研究部の皆さん、今回は素晴らしいメッセージをありがとうございました!
交通に対する想いや興味の分野、それぞれ様々な視点をもったメンバーが集まりひとつの大きな作品を作り上げる。何かに本気で取り組む姿に感銘を受けましたし、ジオラマの世界をもっと知りたくなりました。今年度の大会も受賞目指して頑張ってください!応援しています!

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