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前橋交通物語~上毛電鉄・中央前橋駅編~

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2022.05.27

「前橋交通物語」では、時代とともに変化してきた前橋の交通に関わる様々な風景を紹介します。
今回は1970年~1980年代に撮影された上毛電鉄・中央前橋駅をご紹介します↓↓

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1971年(昭和46年)に群馬県で初めての駅ビルとして完成した、上毛電気鉄道の始発駅:中央前橋駅(上電プラザビル)です。

駅ビル建設当時、上電を利用して幼稚園に通っていたので、行き帰りに工事現場の横を歩いていたことや、改札口の正面にオープンしたスーパーが、電車の利用客で賑わっていたこと、エレベーター乗り場前に水深の浅い池があって、錦鯉が泳いでいたことなどを辛うじて覚えています。

また、折からのボウリングブームで、私も上階の「上電ボウル」へは1・2度行ったと思います。


「桃井橋のたもとから見た中央前橋駅」(1978年8月撮影)

1枚目のカラー写真は、駅ビル完成から7年ほど経った1978年の夏、実家のカメラをオモチャにして撮影したもので、私の写真趣味のもっとも初期の1枚です。

ホームに停車中の黄色い電車は、現在大胡駅で動態保存されているデハ101、静態保存中のデハ104と同時期に製造された、上電オリジナルのデハ103です。


「上電プラザビル全景」(1983年5月撮影)

2枚目の写真は、広瀬川を挟んだ対岸の公園から見た駅ビル全景


「昼下がりの改札口」(1986年3月撮影)

3枚目の写真は改札口の様子。ちょうどお昼どきで、向かいの食堂から出前が届けられる様子が写っています。

中央前橋駅の駅ビルは1999年(平成11年)に解体され、2000年の暮れからは、現在のガラス張りの駅舎に変わって営業をしています。

(写真・文:前橋原風景保存委員会 阿部 勇一)

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