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2023.01.18
みなさんこんにちは!
私は「使って残す公共交通」を実践している共愛学園前橋国際大学の鈴木伶です。
公共交通を皆さんの実生活に少しでも役立ててもらうために、公共交通の魅力や使い方などを紹介していきます。
今回はバスの乗り方についてご紹介したいと思います!
みなさん、バスの乗り方はしっていますか??
走っているところは見たことあるけど、乗り方を知らないという方は多いのではないでしょうか。
〈バスはいつ走っているの?どこへ行くの?〉
バスはいつ走っていて、どこへ行くのでしょうか。
街中にはたくさんのバス停があります。そこにバスが走る時間、行く場所が書いてあるので、見てみましょう!
まず、「運行日」を確認します。写真のように「平日」「土曜」「日曜・祝日」と分かれている場合もありますし、すべてひとつになって時刻の隣に〇や※などの印で特定の曜日のみ運行する便を示したりしてします(その場合は欄外に記号の説明があるので、そちらをご覧ください)。
次に「経由」と「行先」を確認します。自分の目的地の方面に行くかどうか、表の一番上に書いてある場所を見てみましょう。
その下に並んでいる数字が、バスの「発車時刻」です。左端の数字が「時」、右に並んでいる数字が「分」です。同じ列の数字を同時に見ることで、何時何分にバスが発車するかわかります!
Googleマップでもバスの時刻を確認できます!
右下の経路検索をクリックし、行きたい目的地を入力、「公共交通(電車のマーク)」を選択するだけで、最寄りのバス停からの「時刻」「行先」「料金」「降りるバス停」が一瞬でわかってしまいます!さらに、乗換案内や遅れ情報(一部路線のみ)もわかる優れもの!利用しない手はありませんね。
バスがやってきたら自分が行きたい方面に向かうか、前面と側面の行き先表示器を確認し乗り込みましょう!
〈どうやって乗るの?〉
バスに乗る際、運賃の支払うタイミングによって乗り方が異なります。
降りるときに運賃を支払うバスと乗るときに支払うバスの二つに分けることができます。
まずは降りるときに運賃を支払うバスです。一般的な路線バスがこれに当たります。
①バスの真ん中、または後ろのドアから乗ります([13]前橋高崎線(京目経由)は、前のドアから乗降する車両が一部ございます)。
②【現金】でお支払いの方は、入ってすぐ隣にある「整理券」をお取りください。ここに書いてある数字が降りるときに重要になるので、無くさないようにしましょう!乗る路線やバス会社によっては、始発から一区間は整理券がないものもあります。その時はそのまま座席にお座りください。
【交通系ICカード】でお支払いの方は、整理券の隣にある「カード読み取り機」にカードをタッチしてください。このとき整理券は不要です!
次に乗るときに運賃を支払うバスです。前橋市のコミュニティバスマイバスがこれに当たります。
①前のドアからお乗りください。
②【現金】の方は、運転席横の運賃箱に100円(小学生、身障者は50円)をお入れください。お釣りは出ませんので、小銭のない方は運賃箱に備え付けの両替機に1000円札や500円玉を入れて両替しましょう。
【交通系ICカード】の方は、乗車口にある「カード読み取り機」にカードをタッチしてください。小学生・身障者の方はカードをタッチする前に運転手にお申し付けください。
バスに乗ったら、読書をしたり、昼寝をしたり、、、思い思いに過ごしましょう!(乗り過ごしにはご注意ください。)
〈どうやって降りるの?〉
バス車内では次に止まる停留所が次々にアナウンスされます。自分の降りたいバス停がアナウンスされたら、車内に設置してある「降車ボタン」を押してください。このボタンが押されたら、バスは次の停留所で止まり、降りるドアが開きます。ドアが開いたら席をお立ちください。
一般的な路線バスでは降りるときに運賃を支払います。
【現金】の方は、乗るときに取った整理券に書いてある番号を確認してください。降り口の上にある「運賃表示器」に番号が並んでいます。その番号の下に書いてある数字が運賃です。自分の整理券の番号と、運賃表示器の番号を照らし合わせ、運賃とお持ちの整理券を運賃箱に入れてください。小学生・身障者はこの半額です(端数は切り上げます)。お釣りは出ませんので、小銭の足りない方は1000円札・500円玉・100円玉を両替してください(高額紙幣を両替することはできません)。
【交通系ICカード】の方は、カード読み取り機にカードをタッチ!カード残高から運賃が差し引かれます。もし残高不足でも大丈夫!1000円をチャージすることができます。小学生・身障者の方はタッチする前に運転手にお申し付けください。
以上がバスの乗り方です。思ったよりシンプルで簡単でしょう??
バスのことでわからないことがあれば、以前、前橋交通ポータルでも紹介した前橋駅バス案内所へ!
撮影協力:永井運輸株式会社様
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プロフィール
鈴木 伶
共愛学園前橋国際大学国際コース3年
渋川市伊香保町在住
生活の中に少しでも多く公共交通、とりわけ路線バスを取り入れ、「使って残す公共交通」を実践している。
大学では学生プロジェクト「kyoai slowcity」に所属し、SNS等を通じて前橋赤城スローシティエリアでの自転車活用なども促進している。
交通の市民団体「交通からまちづくりを考える会前橋」や「のりのり学会」にも参加し、群馬県や前橋市の公共交通を維持・発展させる活動に取り組んでいる。