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People and Mobility vol.3

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2023.03.01

Location:赤城山
model:富田 学さん [ WOOD IN WOOD FURNITURE ]

日常の中にある公共交通が映る風景を、様々な人々の暮らしを通してお伝えする「People and Mobility」
いつも過ごしている街のなかにも、まだまだ新しい景色が広がっているかもしれません。

今回のモデルは木工家具職人の富田 学さん
赤城山にある工房で、無垢材にこだわった家具を製作しています。

日頃は工房周辺の自然散策や写真撮影をするのが趣味とのこと。
今回は「あかぎcogbe」に乗ってお気に入りの場所を巡ってもらいました。

Voice:富田 学さん [ WOOD IN WOOD FURNITURE ]

私の住まいから赤城山の工房まで片道車で約50分。(途中、長い裾野の坂道が徐々に険しくなり馬力のないエンジンは少々辛いであろう標高まで登る。)
この時期、工房の外はまだまだ肌寒い赤城おろしの風と日の温もりが絶妙で気持ちが良い。
こんな自然の中を自転車に乗って無心で走り回りたい、と思うことがあっても結局行動に移すことが出来ずにいた。素人が山道を走るというのは容易な事ではないと想像がつく。

そんな普段から自転車とは無縁な私が初めて「あかぎcogbe」を漕いだ。電動アシスト自転車に乗るのも今回が初めて。漕ぎ出す一歩目からグイグイ進む感覚はとても斬新で、長い登り坂も苦にならない。この推進力が体力的にも精神的にも後押ししてくれる。自転車で真っ向から空っ風に立ち向かっていた学生時代がどこか懐かしい。

ゆっくりと流れる景色、鳥の鳴き声や風の音、葉っぱや湿った土の香り、ほてった顔に感じる冷たい空気。途中、変わった形をした大きな岩やボキッと折れた迫力ある大木なんかも目に入ってくる。車で何気なく通っていた林道も、自転車で進むと普段とは別の表情に見えたのが印象的だった。
休憩がてらに外で飲むコーヒー、行きつけの蕎麦屋さんの味も少し疲れた身体に良く染みる。

是非皆さんも「あかぎcogbe」に跨り、五感を通して山の持つ自然のエネルギーを感じてみてはいかがだろうか。

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【撮影協力】
・空っ風家(石臼挽き 純手打ち蕎麦)
〒371-0246 群馬県前橋市柏倉町2691-4
・赤城神社(三夜沢町)
〒371-0247 群馬県前橋市三夜沢町114

【Instagram】
富田 学 [ WOOD IN WOOD FURNITURE ]
https://www.instagram.com/woodinwood_furniture/

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