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2023.06.19
公共交通に関するさまざまな情報をお届けしている「公共交通レポート」。
今回は、便利に利用できるようになった前橋のまちなかを通る路線バス「本町ライン」の取組について紹介します🚌
◆本町ラインって?
前橋駅⇔本町⇔群馬県庁までの区間を通過するバスのこと本町ラインと呼んでいます。
前橋市内を運行する各路線バスは前橋駅・まちなかを中心に郊外に向かって放射状に運行していますが、下の図の前橋駅⇔本町⇔群馬県庁までの区間は5~15分間隔で路線バスの等間隔運行を行っています(令和4年度から開始)。
▼前橋駅に到着する本町ラインの様子
~頭部分の表示板の「本町ライン」が目印です!~
※点滅してしまいましたが小さく本町ラインと書いてあります。
◆本町ラインで何が便利になったの??
10時~16時の間は平日土日にかかわらず、5~15分間隔で路線バスが運行しています。
前橋駅⇔まちなか・公官庁エリアは待ち時間なくアクセスすることができます。
まちなかでイベントがあって混雑している…とかまちなかの駐車場は狭くて使いづらいなあ…といったときも、前橋駅近辺の駐車場に車を停めて、すぐ横のバス停から本町ラインで移動するなんてことができておススメです♪
~前橋駅前のバス乗り場の横には新しい駐車場もできました!~
中は広々していて使いやすいです
▼大きな屋根のバス乗り場
◆どうやって乗ればいいの?
前橋駅の北口に出るとバス専用のデジタルサイネージ(電光掲示板)がありますので、まずはそちらを確認しましょう!
▼乗り場ごとに分かりやすく案内されています
▼1番と5番の表示部分には本町ラインと分かりやすく表示。
遅延案内もあり安心。
前橋駅のバス乗り場の1番と5番から出るバスが本町ラインです。
1番と5番乗り場から出発するバスの番号と時間を確認してバス乗り場から乗るだけ!
バスの運賃は、前橋駅から本町まで180円、前橋駅から県庁までは200円(令和6年9月時点)。
▼デジタルサイネージの隣には路線図看板も
▼サイネージの案内どおりにバスがきました!
▼交通系ICカードでタッチして乗車!降車時もタッチします
~バスの乗り方は<こちらのブログ>も…~
今回は、便利になった本町ラインについて紹介いたしました!
ちなみに等間隔運行がスタートしてから、本町ラインの利用者は爆増中とのこと。(バス会社談)
15分に1本バスがある安心感からでしょうか?
この等間隔運行を開始するにあたり、前橋市内にあるバス事業者6社が協力し「共同経営」を行っています。
「競争から、共創の時代へ」という言葉をたまに耳にしますが、まさにそんなフレーズがふさわしい取組かと思います。
ぜひ皆様も、まちなかにお出かけの際にはその便利さを感じてみてください🎵